1847年からつづく、歴史深いハイ・ジュエラーの「カルティエ」。ジュエリーはもちろん、腕時計やレザー・アイテムなども人気があります。むかし高級ライターでも知られておりました。1997年からは、スイスの巨大ファッション・グループのリシュモン傘下に入っていて、ヴァンクリーフ＆アーペルとならんで、リシュモンの看板ブランドとして輝いております。こちらは、そんなカルティエのフレグランス・ラインから、2018年に発売されたレディス香水です。海外ではスマッシュ・ヒットした一品ですが、日本ではかなりマイナーで、取り扱いが少ないと思います。カルティエとしては、めずらしくまだシリーズ化されていない香水でもあります。ジュエラーらしいネーミングの一品で、香りはフローラル・グリーン・スウィートの香調がベース。独特の情感を帯びた一品にしあげられております。ペア(洋ナシ)、ベルガモット、グリーン・ノートなどが、エキゾチックなフルーティー・グリーンを香り立たせるトップから、ヒヤシンス、チューリップ、ナルシス、リリー、ハニーサックル、ヴァイオレット、イランイランなどが、華やかなフローラル・ノートを湧き立たせるミドルへ。ラストはミモザやホワイト・ムスクなどが、スムーシーなムスキー・スウィートを香らせて、全体のトーンをテンダーにドライダウンさせます。調香は、現在のカルティエの専属調香師で、90年代はゲランの「アクア・アレゴリア」シリーズをいくつか手がけていた、フランスの女性パフューマーのマチルド・ローランです。ヒヤシンス系のフローラル・グリーンにパウダリー・スウィートを合わせた、あまりないタイプの香りで、レシピ的にはボンドNO9の「ハイライン」などに通じるかもしれません。どちらかというと春夏のシーズンに向いていると思います。オー・ド・パルファム(EDP)でロングラスティングなところも好ポイントです。なかなかユニークな香りなので、まわりと香りがかぶることがなさそうなところも良いと思います。ボトルやボックスは、シックなデザイン。ボックスは今一つですが、ボトルはジュエラーらしいグッド・デザインです。直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。可燃性製品は火気には十分ご注意ください。傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。目に入ったときは、直ちに洗い流してください。香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。乳幼児の手の届かないところに保管してください。極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。※原産国が複数ある商品につきましては、入荷の時期により原産国が異なりますので、予めご了承ください。※当社にて取扱いしております香水、コスメ、ヘアケア商品、ブランド品などの商品は、一部国内メーカー物を除き全て並行輸入品となっております。※リニューアルや商品生産国での仕様違い等で、外観が実物と掲載写真と異なる場合がございます。また、入荷時期により外観が異なる商品が混在している場合がございますが、ご注文時に外観をご指定いただく事はできかねます。当社では上記の点をご理解いただいた上でのご注文という形で対応させていただきます。